ルビーはラテン語「ルバー」から由来しています。
赤という意味です。
実はヒンズー教からの説で、とても怖いストーリーがあります。
嫉妬深い宮廷人がマハラジャの婦人を刺し殺し、その血がダイヤモンドの上に落ちたときに最初のルビーが誕生したと言われています。
一方でその美しい色味から、宝石の女王とも呼ばれているルビー。「情熱」「情熱的な愛」「自由」など、愛や前へ進む情熱に関する石言葉から、贈りものにも選ばれることが多い宝石です。独立(自由)の意味を込めて成人の記念に贈ったり、男女問わず恋人へのプレゼントにもぴったりですよ。
■ルビーの産地
場所が違うと色みや品質が違ってくるのが宝石の面白いところです。
ビルマ(ミャンマー)
ミャンマーにあるモンスー鉱山で採掘されるルビー原石の多くは、小豆のような褐色の色合いのものが多いです。
ただ、加熱処理を施すことで色鮮やかに変わります。
タイ
深い赤で落ちついた色合いをしているものが多いです。
鉄が多く含まれており、ミャンマー産よりも蛍光性が少ないものが多いのも特徴です。
実際に紫外線ライトを当ててみると、明らかにミャンマー産よりも蛍光が弱いものが多いです。
モザンビーク
モザンビークがルビーの産地として有名になったのは、15年ほど前のこと。
2009年に北東部にて世界最大級となるルビー鉱山が発見されました。
世界中で大注目されるようになりました。
それまでは、モザンビークではあまり美しいものが採れないといわれていましたが、現在はミャンマー産にも劣らない品質のルビーも産出されています。
艶々の深い色のルビーはタイ産
■鉱物情報
鉱物名|コランダム
結晶系|六方晶系(三方晶系)
モース硬度|9
■石言葉
”情熱” ”威厳”
激しく燃え上がる情熱が真っ赤なルビーにふさわしいですね。
そして威厳、堂々としていることです。
どの言葉も大人の凛とした女性のイメージを想像します。
カボションカットはしっとりとした輝きが落ち着いている
小さくても力強い赤が目を引きます
結婚15周年・40周年はルビー婚
結婚10周年(Sweet10)記念でジュエリーをオーダーいただくことが多いですが、
15周年はルビー婚に因んでルビーのアイテムを新調するのも良いですね。
■取扱い
ルビーのモース硬度は丈夫で硬いです。
ですが、天然石の扱いは大事に取り扱いましょう。
■お手入れ
長時間使用しない場合は、柔らかい布で拭きましょう。
温かい石鹸水での洗浄を推奨いたします。
超音波洗浄器やスチームクリーナーは問題ありませんが、
含浸処理などが施されているものは見た目が変化してしまう恐れがあるので、あまりお勧め致しません。
購入店舗でのお手入れをお勧めいたします。
世界中には、数え切れないほどのたくさんの天然石が存在します。
どの石が魅力的でしょうか?
お気に入りが見つかると嬉しいです。
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